わかりやすい0増5減とは 子供でもわかるように・・・

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さて、最近話題となっている「0増5減」とはどのようなものなのか？

わかりやすく、子供でも解るように解説してみようと思います。

話を聞けば意外と簡単な話です。

もともと、「0増5減」とは衆議院の話で、選挙による「一票の格差」の是正を行おうとした法案になります。

「一票の格差とはなにか？」

たとえば、人口が９万人のＡ県と人口が５万人のＢ県があったとします。

Ａ県は議員数が３人、Ｂ県は議員数が２人だったとすると、

Ａ県は議員１人に対して３万人の人口、Ｂ県は議員１人に対して２万５千人の人口と言うことになります。

つまり選挙においてこの得票数をとれば当選すると言うことになります。

同じ一票なのに、Ａ県で議員になるためには３万票ひつようなのに、

Ｂ県で議員になるためには２万５千票でよいことになります。

これが「一票の格差です」

これをなるべく是正しようと言う考えが、「０増５減」です。

そして、法案の中身は、

山梨県、福井県、徳島県、高知県、佐賀県の５県で１議席ずつ議席を減らし、他の県でも増加はゼロという内容です。

もちろん、これをやっても完全に一票の格差が埋まるとはおもえませんが、

まぁ議員数削減に向けての方法の一つとされてきました。



しかし、今は少し話が変わってきています。

最近はこの一票の格差について、裁判所が「０増５減」に対して否定的な見解を示しています。

簡単にいうと、この法案を実施したところで「一票の格差」が解決することにはならないと

裁判所が発したことになります。過去の選挙の無効判決まで出る始末です。


もともと、民主党の元野田代表が解散する約束となった、議員数削減もまだ具体的には

行われていない状況で、議員数削減、一票の格差是正と自民党には大きな問題となっています。

議員数削減は自民党でも実施の方向では動いているようですが、今後どのような方向

に行くのでしょうか？０増５減はどうなるのでしょうか？

注目していきましょう

０増５減について分かりやすく解説してみました。

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タグ：一票の格差 0増5減とは 0増5減とは わかりやすく